モーニングページのやり方・効果|40代キャリアコンサルタントの朝習慣

雑記

こんにちは。40代後半のキャリアコンサルタント、ひろさんと申します。
私は妻と二人暮らしで、国家資格キャリアコンサルタント、2級ファイナンシャル・プランニング技能士、宅地建物取引士の資格を持ち、現在は介護施設を運営する会社の人事部で、中途採用チームのマネージャーを務めています。

仕事柄、日々多くの方のキャリア相談に携わっていますが、実は私自身も40代を迎えてから「このまま今の働き方でいいのか」「今後の人生をどう描いていこうか」と悩むことが増えてきました。
特に年齢を重ねると、仕事も生活もある程度パターン化してきて、変化や挑戦の機会が減ってしまいますよね。そんなときに出会ったのがモーニングページでした。

今では、私の朝習慣として欠かせない存在になり、心と日常のバランスを整える大切な時間になっています。
今回は、そのモーニングページについて、やり方や効果、私自身の体験も交えてご紹介したいと思います。


①モーニングページとは?

モーニングページは、ジュリア・キャメロンというアメリカの作家・アーティストが提唱した習慣です。彼女の著書『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』の中で紹介され、世界中で多くの人に実践されています。

方法はとてもシンプルで、毎朝、頭に浮かんだことをノートに手書きでひたすら書き出すというもの。内容に決まりはありません。仕事の愚痴でも、将来の夢でも、昨日の出来事でも、頭に浮かんだことをそのまま文字にするのがポイントです。誰にも見せないものなので、誤字脱字も気にせず、思ったことをそのまま書いてOK。

目的は「考えを整理すること」と「心のデトックス」。頭の中のモヤモヤを文字にすることで、心がスッキリし、自分の思考のクセや本当の気持ちにも気づくことができます。


②やり方|私のモーニングページ習慣

・ジュリア・キャメロンが提案する方法

ジュリア・キャメロンのオリジナルの方法では、A4サイズのノートに3ページ分、毎朝ペンを走らせるのが基本。内容も構成も自由で、とにかく手を止めずに思いついたことをどんどん書いていきます。


最初のうちは「何を書いていいのかわからない…」と戸惑いますが、続けていくうちに手が自然に動くようになり、自分でも驚くような本音やアイデアが湧き出てきます。

・私が実践する方法

私はこの方法を自分のライフスタイルに合わせて少しアレンジしています。A4ノートに1日1ページと決め、無理なく毎日続けられる形にしました。習慣化のコツは、自分に合ったペースとスタイルを見つけること。続かなければ意味がありませんからね。

そして、さらに私が大事にしているのは朝起きてすぐに書くこと

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実際に記入したモーニングページ

ただし、私の場合は目覚ましを止めてすぐにノートに向かうのではなく、毎朝4時50分にApple Watchのアラームを止めて、顔を洗い、着替えを済ませて、コーヒーを用意してから書くという流れにしています。このちょっとした準備時間が、私にとって気持ちを整える大事な儀式になっていて、頭も少しずつ目覚めていきます。

コーヒーを片手に、お気に入りの万年筆で、静かな部屋の中でノートに向かう。これが今の私の朝のルーティンです。

内容は本当に自由。
「昨日はミーティングで疲れた」「今日も資格の勉強やろう」「最近妻に優しくできてないな」「将来好きな人と一緒に仕事をしたいな」「もう少し筋トレを頑張ろう」…そんなことを、箇条書きにしたり、時にはだらだらと長文で書いたり。とにかく考えずに手を動かすことを意識しています。

ネガティブな感情も遠慮なく書きます。「あいつムカつく」とか「やる気が出ない」とか。誰にも見せないからこそ、本音を全部吐き出せるのがモーニングページの魅力です。

始めは1ページ書くのに1時間かかっていましたが、今では30分程度で書けるようになりました。これも毎日継続した成果の一つです。


③効果|私が実感した変化

この習慣を続けてきて、私自身に起きた変化をいくつかご紹介します。

・自分の思考がクリアになった

頭の中に溜まっているあれこれを文字にすることで、不思議と考えが整理されます。特に忙しい仕事の日は、朝の段階でモヤモヤをノートに吐き出すことで、1日の仕事のスタートがスムーズに。思いもよらないアイデアが浮かんだり、問題の優先順位が明確になったりと、ビジネス面でもメリットを感じています。

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・ストレスが減った

普段、人には言えないような愚痴や弱音、不安も、ノートには何でも書いてOK。これが本当に気持ちのデトックスになります。書いているうちに「こんなことで悩んでたのか」「意外とたいしたことないな」と思えたり、冷静に

物事を受け止められるようになりました。

・やりたいことが整理され、モチベーションが上がった

何気なく「これやってみたい」「あそこ行ってみたい」と書いていたことが、後から振り返ると意外と自分の本音だったりします。それをきっかけに資格の勉強を再開したり、新しい趣味に挑戦したりと、自然と行動するようになりました。目の前のやるべきことと、自分が本当にやりたいことを整理できるのも大きな効果です。

朝の時間が楽しみになった

以前は朝が苦手で、目覚ましを止めた瞬間から「仕事行きたくないな…」と憂うつだったのですが、今はモーニングページとコーヒーの時間があるおかげで、気持ちよく1日をスタートできるようになりました。この静かな時間が、私にとって心の安定剤になっています。


④まとめ|誰でもできる、心を整える習慣

モーニングページは、書く瞑想とも言われ特別な道具もスキルもいりません。A4ノートとペン、そして少しの朝の時間さえあれば誰でも始められる習慣です。
ですが、その効果は想像以上に大きく、私自身のように40代を過ぎてからでも、心と人生に良い変化をもたらしてくれます。
間違いなく私の人生を変えた習慣の一つです。

キャリアに悩んでいる方、生活のリズムを整えたい方、自分の気持ちを整理したい方には特におすすめ。最初は「何を書けばいいのかわからない」と感じるかもしれませんが、続けるうちに自分だけのスタイルができ、心の変化にも気づけるはずです。

ぜひ、明日の朝から、ノートに向かってみてください。思いがけない発見や、あなたの本音に出会える時間になると思います。
本当に人生が変わり始めます。

私もこれからも、静かな朝のモーニングページの時間を大切にして、自分の人生をじっくり整えていこうと思っています。

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